随感

『江戸の思想史』(田尻祐一郎著,中公新書)を読む。 江戸という時間と空間の中でどのような思想が展開されてきたのかを、著明な思想家の要点を紹介していく本。通読して感じたのは思想がそのときどきの世界情勢に影響されつつ変遷していくということである…

主のなき巣箱や空に雲一つ噂する恋がなくてもこの季節くしゃみくしゃみの花粉のいたずら放課後の音楽室でピアノ弾く指に異性をあの日感じた 世の中には噛みついても歯形もつかないような本もある。でもそんな本を噛み続けることが大切だと思っている。啜り込…