2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『進化の弟子』(キム・ステレルニー著、勁草書房)を読む。 人間の進化、特に人間独特の認知機能の進化において何が重要であり、どのように進化したのかという問いに対して、遺伝的な基盤に基づきつつも学習、協力といった社会的環境の重要性を説いています…

『進化という謎』(松本俊吉著、春秋社)を読む。 先日ちくま新書の『哲学入門』(戸田山和久著)を読んだ際、デネットやステレルニーの議論が出てきたのをきっかけに本書を読みました。第1章は、これまでの進化論を中心とした生物哲学の潮流をコンパクトに…