2011-04-16 ■ 短歌 桜散り心も千々のモザイクへ乱れる恋の花は何処へ花びらは希望を乗せて東へと飛んでつながれまだ見ぬ友と襟元の花びらを取るふりをして手を伸ばすそのいたずらな目よまどろめば夢の河原に散る花は恋を織り込む帯と変わりぬひとひらの花びらほどのキスさえも今は地球の重さほどある